輸送の安全に関する基本的な方針
東榮グループは、輸送の安全の確保が当社の社会的使命であることを深く認識し、現場における安全に関する声に真摯に耳を傾けるなど現場の状況を十分に踏まえつつ、社員に対し輸送の安全の確保が最も重要であるという意識を徹底させます。
輸送の安全に関する計画のPlan(計画)Do(実行)Check(評価)Act(改善)を確実に実施し、安全対策を不断に見直すことにより、全社員が一丸となって業務を遂行することにより、絶えず輸送の安全性の向上に努める。また、輸送の安全に関する情報については、積極的に公表する。

輸送の安全のために講じた措置および計画
当社では下記の措置および計画を行っています。
◇輸送の安全を確保するための輸送安全マネジメント会議
安全統括管理者、整備管理者、運行管理者が出席する「輸送安全マネジメント会議」を開催し問題や必要な情報を管理者全員が共有できるよう管理体制の維持に努めています。
◇2024年度「輸送の安全に関する投資」の主な実績
(1)教育に関する費用
適性診断・基礎講習・安全講習資料等 10万円
(2)車両に関する費用
整備・タイヤ購入・チェーン購入等 1,000万円
(3)健康管理に関する費用
健康診断(脳ドック・心臓MRI・睡眠時無呼吸症候群など) 70万円
社員食堂開設 300万円
◇2025年度「輸送安全に関する投資」の計画
(1)教育に関する費用
教育資料および研修 50万円
(2)車両に関する費用
車両整備・車載カメラ交換 1,100万円
(3)健康管理に関する費用
健康診断(脳ドック・心臓MRI・睡眠時無呼吸症候群など) 100万円
安全統括管理者の責務及び安全管理規程
道路運送法第二十二条の二の規定により、当社代表取締役を安全統括管理者として選任しております。
安全統括管理者は、旅客自動車運送事業運輸規則第四十七条の五に規定する要件を満たしております。
輸送の安全に係る内部監査の結果・措置
輸送の安全に係るチェックを 行い改善が必要な事項ついて改善指導を行っています。
令和6年度の内部監査結果は、法令違反などの指摘項目はございませんでした。
引き続き、輸送の安全に係る内部監査を年1回以上行い輸送の安全に取り組んでまいります。
2025年度安全目標
当社は下記の安全目標に基づき、経営トップから現場まで一丸となり、安全対策に取り組んでいます。
- 人身事故 “ゼロ” の達成
- 物損事故 “ゼロ” 連続200日の達成
- 速度超過の撲滅
- 交差点では、必ず安全確認を行い、歩行者・自転車等の巻き込み事故や衝突 “ゼロ” にする
- シートベルト着用のアナウンスを行い、確認し、着用率100%の達成
- 健康管理に努め、疾病が要因となる交通事故の撲滅

ドライバー研修について
入社研修
東榮自動車では入社後に初心者・経験者ともに、能力に応じて最長3ヶ月間の20時間以上の安全運転実技研修および10時間の座学研修を行っています。
基礎研修①
入社後、運転士の心構えや交通法規、安全運行に関してを学び、車庫内にて大型バスの基本的な走行についての実技研修および車両の構造についての研修
基礎研修②
指導乗務員が同乗し、車庫内にてパイロンや障害物を使用した大型バスの車両感覚についての研修および市内にてバスの基本的な動きに関しての研修
基礎研修③
実際の運行コースにて交差点やカーブ等の要注意地点での運転上の注意および実際の道路状況の特徴を理解し、大型車両の安心安全運行についての研修
実技研修④
大型バスの運行にあたって様々な路面状況に応じた運転および安定走行や狭路などの安全なすれ違いなどの研修
みきわめ研修
実際の運行コースなどを走行し、研修中に身に着けた技術および知識にて実際の運行に問題がないことを確認を実施し単独乗務が可能かのみきわめを行います。
指導運転士と運行管理者により単独乗務が可能と判断されると当社の運転士としての乗務がスタートとなります。
輸送の安全に関する教育及び研修の実施状況
東榮自動車では所属ドライバーに対して輸送の安全に関する研修計画を策定し定期な安全講習会を下記の通り行なっています。
①乗務員の一般適性診断および適齢診断を毎年実施
②運行管理者指導講習受講および整備管理者定期研修受講
③NASVA安全マネジメントセミナー受講


輸送の安全のための車両整備について
東榮自動車では指定整備工場を設置し日々、整備・点検を行いお客様の安全を確保しています。
大災害に備える安全への取り組み
平常時より災害等による道路の閉鎖・通行制限により、運行再開までお客様が車内で待機する際に提供できるよう、災害用トイレ等の備蓄品を全車両に搭載するなど体制を整えています。


